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ある講師の回顧

ここのところ講師の仕事のことは何も書いてなかったですね。
受験日が迫っていますが、とくに何ということもなく。
そうですね、どんなことをしてたかというと、


特に何もしとらんです。 (´д`)v-~むはー


もちろんほんとに何もしてないわけじゃないですが、
とりあえずたいしたことは何もしてないですね。
というか、とりたてて私がやるべき仕事はもうない、という感じです。

今から新しいことを覚えるのもなんだし、その必要に迫られているかどうかも怪しい。
生徒はそれなりに努力をしてきましたし、
今まで学習したことが「足りない」訳ではないとわたくしは判断しました。
なので、これまでのことを復習して定着させるのがよい、と思ったわけです。
生徒には膨大な量の練習問題を作って、自分の判断で必要な分野を選んで使うよう指示し、
授業は、独りでできるかどうか自信のない問題だけ教えて、私はさっさと帰宅します。
これも自主学習の時間を最優先にすべきだと判断したためです。


最初は私も不安だったんですけど。


もちろん私だってそんな判断がすぐにできたわけじゃないです。
すごく不安だったので、生徒が苦手な分野の問題を色々とためしに解かせてました。
が、そんなことをする必要はなかったみたいで。
生徒はちゃんと、自分でやっていたみたいです。
標準までの問題なら私の助言なしに、自分ひとりの力で解けるようになってました。
思った以上にやる子でしたよ。


むしろ・・・


身勝手な不安を払拭するために問題を解かせる自分恥ずかしくなったぐらいです。
そんなことで生徒の時間を無駄にする講師なんて最悪です。
そう思って、このような対応をするようになったんですよ。
精神面だって、もはやわざわざ人を選んでサポートしなければならないほど弱くもない。
ぶっちゃけ、生徒があそこまで平静を保てるように成るとは思ってませんでした。
なかなかクセのある子なんですが、なんていったらいいんでしょうね。


意志が弱いんだけど、強い。


なんだそれ。(笑
以前よくあったことなんですが、特に部活動などで疲れて眠いとき
生徒はいくら真面目に授業をしても学習したことを全然覚えてくれない
そんなときは必ず、次の授業での復習問題がさんざんな結果だったりして。
正直眠いときはこの子何を教えても無駄なんじゃないかと思ってしまうくらい。
なだめてもすかしても、怒ってもダメでしたね。
親御さんがカミナリ落としてもダメだったみたいですけど。(笑
だから、眠いときは休むことに専念しろ、ということにしたんです。
まぁ、恥ずかしながらわたくしの甘さもあると思います。
でも、なんとかそれを補えるような勉強法を、生徒と一緒に考えまして。


生徒は驚くほど忠実にそれを守ってました。


いやぁ、こんなこと言うのもなんですがそこまで期待してなかったです。
しかもそれをより自分に合ったものにし、継続して実践するとは予想もしてませんでした。
そんなこと中3当時の私には到底できなかったでしょうなぁ。

で、生徒はどんな学習をしてるのかというと、
毎日帰宅後に2時間ちょっと5教科の復習をし、8時間睡眠をとれる時間に就寝。
主に基本問題・標準問題で確認という作業に専念し、時間をかけ過ぎない
週末は学習に半日費やし、これも確認作業を行ったあと、演習を5教科
余裕のある時間は、苦手な教科の復習をしているようです。
もちろん継続して8時間睡眠をとれる決まった時間に就寝


こりゃ私なんて必要ないですね。


親御さんも呆れてました。
学校のある日、早い時間に寝るようなので、
「あれ、もう寝ちゃうの?」
と声をかけたんだそうですよ。
すると生徒は、
「わたし今日の分はもう終わったから寝るの」
と、真顔で親御さんの顔を見て言ったんだそうです。
以前は怒られないかどうかが気になってしょうがなかったはずだったんですけどねぇ。

生徒は、自分が勉強をしているかどうか見ようとする周囲の様子に
まったく目もくれず自分のことを淡々とやってるように見えるそうです。
「ほんとにマイペースな子ねぇ・・・でもこれも成長したってことかしら」
とお母様は仰ってました。


うーん。


納得しないことはできない子」が「納得したときの意志の強さ」ってすごい。
とはいえ、それにしたって受験の結果なんて今からわかるもんでもないです。
とりあえず練習問題のような、必要かもしれない道具はいくらでも用意しますけど。
それは、別に使ってもらえなくても全然かまいません。
生徒はいま自分が後悔しないための努力を一心にしてるわけですから、
邪魔したくないですね。

今は黙って、見守るのみでございます。
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コメント

高校受験かあ。

私も直前は規則正しい生活をし、過去問やら、教科書の問題を復習していたように思います。たぶん。
ちょっと昔すぎて、あいまいですが。。。

受験って本気で冷静にがんばる機会を与えてくれるものだと思います。
今思えば、いい経験でした。

彼女が努力に見合う力を出して、合格してくれることを祈っています。

ぱぐさんこんにちは。

あたたかいコメントありがとうございます。
そうですねぇ。
合格したらいいなぁと思います。
すごくがんばってますからねぇ。

高校受験といえば、私はプレッシャーに弱い方なので、
受験直前なんてテンパって何したんだか覚えてなかったぐらいでしたよ。
生徒はそれに比べたら随分としっかりした子に育ったもんです。
むしろ私が見習った方がいいかなぁ。(笑

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私の経験では、受験当日に周りの受験生がじゃがいもに見えた時は「勝ち」でした。

高校受験の時はそこまでの度胸がなくドギマギしたものですが、
大学受験の前夜は飲みすぎて、当日は二日酔い。
最初の科目が幸いに4択の試験だったので、
テキトーに印をつけて後は寝ていたら、
休憩時間にヒソヒソ話が・・・
「あいつ、早々に仕上げて寝てたぞ。」と不安の声です。
この瞬間、「勝った!」と思いました。

生徒さんは今からその素養があるようですので、
きっと大丈夫でしょう。
果報は寝て待ちましょう。

masanもあたたかいお言葉ありがとうございます。

まさに果報は寝て待て状態、ですよね。(笑
実はと言いますとね、最後までソワソワし続けたのは、
何を隠そうわたくしなんでございますよ!(笑

なんていうか、生徒は以前精神面にかなり不安のある子だったんです。
いじめのこともありましたし、嫌なことがあるとお腹痛くなったりして。
学校も休みがちだった時期がありましたし、
そんな心配からか親御さんも過干渉ぎみな自分に悩んだりして。

でも今の生徒は、これならこの先何かあっても
自分の力でなんとかできるかもしれない、という感じになっていて
ぶっちゃけ親御さんは、半ば受験そっちのけで(笑)
私より早いうちから安心して落ち着いていらしたんですよ。

一方私は、ここ数日程でいろいろな考え事が
やっと落ち着いてきたところなんです。
いやはや、こっぱずかしい講師ですなぁ。(笑
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