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この物語はフィクションです2

2月24日


上にかけあってきた。

新商品開発のための下調べや、試作の許可がでた。
あくまでも保険であって、私自身はまだ販売する気がない。
上はアテがあるならば今からでも販売に向けてやって欲しかったようだが、
いまのところそういった行動は差し控えた方が良い、と進言した。
いくら売り先があるといっても・・・
いますぐに売り上げとして即効性が見込めない以上、
それを待つ余裕がないうちは何処にも出さないほうが良いに決まっている。
うちの会社でなく、売り先がだ。
どんな商品でもすぐには売れないことは自明だが、だんだんとストレスが溜まり、
その矛先がうちの会社に向くことは容易に想像できよう。

「ですから、連休などの時期を狙って提案すべきでしょう」
「そうだな・・・たしかに売れるまでは時間がかかるだろう」
「それだけでなく、おそらく具体的な売り方の提案や、そのためのサポートもした方が」
「いや、モノさえ良ければ別になんとかなるんじゃないか」
「いいえ、そうしなくては積極的に受け入れてはもらえないはずです」
「うーん、電子レンジはうちの持込みで、とか機材やら広告やらの準備か」
「ええ、出来るだけ先方の手間がかからない状態で―」


結局、暇なうちは私は何でもやって良いことになった。

じっくり腰を据えてやることにしよう。
自主研修先としては、研究機関を2つみつけた。
どちらも技術普及目的の施設なので、気兼ねなく何でも教えて貰える。
ただ、目的の新商品に関してはとくに専門の機関ということではないので、
先方もそれほど多くを知っているわけではない。
ある程度そこで予習し、あとは手探り。
つまり私の得意分野だ。

急ぐことはない。
だがその一方で、あの会合は数日後に迫ってきた。


煙草が増える。
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