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いろいろな話1

仕事のこと。 (´Д`)v-~ムハ~ぃ

in食いしん坊万歳!


うちの会社は食品関係です。
とくにこだわり食材や、自然派食材やなんかと関係が深いので、
いろいろな人が情報を集めるため、社長に会いに来るとですよ。
なんか作る人、売る人、生産する人、業者さんに一般の人、ほんと色々です。
昨日も、はるばる道内の遠いところ(車で6時間ぐらいの遠い町?)から人が来ました。
とある生産者と、役場の人たちで、町を挙げて銘柄家畜を生産したいそうで。
しかし・・・・・・・これがまた、色々と考えさせられまして。
うーん、そのまんま書くわけには行かないような・・・


そうですね、たとえ話をひとつ。


あくまでもたとえ話ですからね!
最近の銘柄ブームにノリノリの、○○(←エサ)を与えた○○鳥(←鶏の銘柄)
というのがたとえばあったとしましょう
たとえばその鶏肉は死ぬほど美味しくて、食べた人が涙を流すようなものです。
その○○鳥たとえば某料理番組の特選素材に選ばれ、
それを皮切りに、知る人ぞ知る有名食材になって、ブームをわき起こしたとしましょう
そこで、それを知った人たちが、マネをしようとするわけです。
うちもやってみよう、できれば町を挙げて、と。
そこで、町を挙げてやりたい人たちが集まり、
その○○鳥に詳しい人にその育て方を聞きにいったとしましょう
元祖の○○鳥を早速試食し、甚く感動。
「まさかこんなにおいしいとは!!」
その人たちは、○○鳥の名の由来になった○○エサがどんなものか聞き、
町に帰ってマネをすることにしました。


これでウチも、

あれと同じ死ぬほど美味しい○○鳥が作れるぞ!


と言って、遠くから来た人々はすがすがしく帰っていったとさ。


さて、これどう思います?


マネをすることについてはどうとも思ってません。
どんどんマネして、美味しいものが世の中に沢山出回るのはいいことですから。
ところで上の話、
たとえ話ではありますが昨日うちの会社で起こった出来事と概要は同じです。
何が言いたいかってーと、死ぬほど美味しい○○鳥は、
○○エサを与えただけじゃ真似できないってことが全然想定されてないってことです。

ただ○○エサを与えれば、美味しくて有名どころの仲間入り、○○鳥が作れる、
と来た人たちが思っていることです。


銘柄とか色々以外殆どほんとの話。


昨日うちに来た人たちは結局、
○○鳥の品種がほとんど一般市場に出回っていない珍しい美味品種であったことも、
エサ以外に恐ろしく手間をかけてつくられたものであったことも知らぬまま帰った、
というわけです。


はっきりと申し上げましょう。
昨日聞きに来た人たちは、絶対に失敗します。

絶対にです。

これまでと同じ品種、どこにでもある品種とどこにでもある飼育方法で、
すくなくとも今までより手間のかかるエサを与え、いざ食べる段になって、
試食したのと全く同じ美味しさを期待して食べるが、全然駄目。
目に見えてます。
一般の生産者が想像も出来ないような苦労をしなければ、
涙が出るほど美味しいものなんてできませんよ。
そう、それこそとても金にならないぐらいの苦労です。
そういうところは必ず、何度か潰れかけてます。
一度なんかで済むわけがない。
畜産も野菜も、ひとしく一緒。


いつもならそういう現実を教えるところ、昨日の社長は教えませんでした。
なんでまた!?
なんで教えなかったの!!!!!!?
せっかく今までより苦労して、しかもおそらく公費もかかるというのに、
半端にマネして作ったのを試食しても、絶対に期待はずれにしかならない。
そのとき作った人お金をかけた人手助けした人たちはいたたまらないだろう、
それはどれほどつらいことか、どうして本当のことを言わなかったのか、
と私は社長に言いました。

私 :「あの人たち、すがすがしく帰っていったけど、あの様子じゃ・・・」
社長:「失敗・・・・するだろうな。でも、俺にはそんなこと言えないよ」

ちょっと急に何言ってんの!!!
アンタ料理人にはちゃんとほんとのこと言うくせに!!!
品種が違うことにも一言しか触れなかったし、求められた説明しかしてない。
もーなにやってんの!!!!!


わたくし社長夫人にチクりました。(笑


夫人が言うには、昨日来た人たちの夢をもって何かをやる姿勢が、
社長にとっては昔の自分とダブるところがあって、
ハナからがっかりさせるようなことはしたくなかったんじゃないか、ということで。


そりゃわからんでもないけどさ!


たまらんとです。
絶対に失敗します。
昨日来た人たちはすくなくとも、マネすれば銘柄を名乗ることが出来ます。
が、味で勝負する人は誰も買ってくれないでしょう。
名前で買う人は買うかも知れませんが。
そうそう、さっきから
絶対、絶対ばっかり言ってなんだコイツとか思う方がいらっしゃると思いますが。
なんでそこまで絶対とか言うのかというと、

前例が腐るほどあるからですよ。
最近よく見かけるけど、

「値段のわりに、なんかたいしたことない普通の食いもんじゃん」
という前例が。

「すごく高く買ってくれる高級食材店や、高級料理店が見向きもしてくれない偽物」
という前例が。
知ったことじゃないですけど。

あらかじめよく調べる人は気づきますが、
前例に加わる人たちは当然調べないですよ。
もうどうでもいいですけど。


もう、知らない。


しらないも~~~~ん。
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